５月読了本 - うどんにペンネ

「天地明察」が文庫化したので早速。
大変すがすがしい読了感だった。
渋川春海を始め改暦事業に携わる人々、それを支える人々、みんなかっこいい。
先日の金環日食や月食がこの時間にこの方角で見られるよって情報をなんの疑問もなく当たり前のように得ていたけれども、こういった人々の情熱と偉業の物語をタイムリーに読むことができて嬉しい。
読みながら頭の中で渋川春海が岡田さんの姿で動いてた。
映画、楽しみ。
そういや渋川春海という人物を今作で初めて知ったと思っていたが、高校時代の日本史教科書を久々にめくってみたらちゃんと太字で載ってた…。

「マルドゥック・スクランブル」も読んでみた。
「天地明察」と同じ作者とかびっくりだわ。
続きを買ってこなきゃ。
紳士的なしゃべる鼠、ウフコック。かわいい。

「デンデラ」は楢山節考的な話なのかと思ったら、老婆vs熊の話だった。
これを映画化したってすごいなあ。
どんなことになっているかちょっと観てみたいような。