他力

Growing Reed、ゲストは五木寛之
「仏教の教えってなんですか」
またもうっかり忘れていたので途中から。
私は無宗教という立場を採っているけども、仏教や神道などに学問として興味があるし、日本人にとって仏教はやはり切っても切れない存在だと思うので是非とも聴きたいと思っていたのに…!
以下、頭に残った言葉を胡乱にとりとめなく覚書。


作家はある種のシャーマンである
読んだ人それぞれの物語がある
書いている自分のことはあまり考えてない
他力の風
世の中は自分の努力とかそういうものだけで動いている訳ではない


「風に吹かれて」
風に向かうわけでも逆らうわけでもなく、流される
ローリングストーン
自力の限界
全ての物事は変化する
そして縁によって新しいものが生まれる


私も人間は一人では生きられないし、一人で生きてはいけないのだと思っています。
「自力の限界」というのは私もおぼろげに感じています。
五木氏ほどの達観にはまだまだ程遠いですが。


親鸞は社会の下層に仏教の教えを広めた
いわゆる反抗分子


仏教は学んでも仕方ない、感じるもの
文字を読むより声(音)を聞いた方がいい


これから本当の意味での大衆社会がやってくる
今までの大衆社会は支配
ルネッサンス以来の大革変期がもうすぐくる


鬱屈して悩んでいても闇にいずれ光は訪れる
プラス思考マイナス思考などの固定観念に囚われることはない
悲しい時は思いっきり悲しんだ方がいい
マイナスや悲も大事
仏教には慈悲がある
死の側から生にアプローチすることを提案したい


最後の五木氏の岡田さんに対するコメント。
新しいタイプの若者
茶化さない、正論で直球勝負
これからはこういう直球さが大事なんではないか
面白かったですよ



五木氏の著書は未読なんだが、「親鸞」はちょっと読んでみたい。
上巻が今期間限定でネット公開しているらしい。