ヤマトナデシコ七無言

昼休みにご飯を食べ終えてまったりと読書をしていたら、隣に座った西洋人男性に話しかけられた。
「なんの本を読んでいるの?」
「でぶ小説…いや、相撲短編集」*1
「OH!相撲!朝青龍だね!」
朝青龍はでてこないけどね」
カタコト英語を駆使して少しの間異文化交流。
……なんてはずもなく。
実際は10円玉1枚を唐突に渡され「煙草1本クダサイ」とカタコト日本語で頼まれて渡しただけなのでした。
ワタクシ、日本語すら一言も発さずすべて笑顔と手振りで会話しましたよ。(会話って言わない)
おそらくお礼に「Do you want coffee?」と訊かれたけれど、「No」とすら言えずにジェスチャーで断るというていたらく。
数年前に英会話に一応通ってたはずなのに…!
なんだこの絶望的な英語力皆無さ加減は。
というよりそもそも、コミュニケーション力が無さ過ぎなんだな。
見ず知らずの日本人に話しかけられても、いや、面識のある日本人に話しかけられても動揺する私にとって、見ず知らずの異国男性とかはもうハードルがべらぼうに高すぎる!
人見知りで何もしゃべれなくてごめんよトム!(仮名)
大和撫子ってことでどうかひとつ…!
ていうかトム、煙草1本16円なんだぜ…。
って、今度もしトムに会ったら伝えようと思います!(日本語で)

*1:京極夏彦「どすこい。」