かんぺき

私は完璧主義者なんだ、と言うと母親に猛烈に否定されます。
完璧に何一つできないし、大して努力もしないたちなので、何を言っておるんだこのたわけ者!と言われても仕方ないんですがね。
完璧に物事を成す完璧主義ではなく、完璧を目指す完璧主義でもない。
完璧な自分を常に夢想する完璧主義。
そもそも「完璧」という言葉の定義は難しいというか、「完璧」なんてのは無いに等しいかとは思うんだけども。
私の完璧主義の完璧はとっても主観的な完璧であります。
できないことが多すぎるが故、できる自分像に憧れるあまり、自己嫌悪の底無し沼にはまるという、大変不必要な完璧主義。
なので、無理はしなくていいんだ、そのまんまの自分を受け入れたらいいんだ、少しずつ器を拡げていけばいいんだ、と自分に言い聞かせ続けております。
その言い聞かせが時に必死すぎたり、極度な自己否定に走るのは間違えた完璧主義に因るものだったりするんだな。
自分の能力を遥かに飛び越えた理想像と現実の自分の隔たりに打ちのめされすぎて、諦観満ち溢れてくるとさすがにまずいなあと。
限りなく未熟に近い完璧主義。
もう少し分相応の目標設定と健康的で建設的な努力ができるようになりたい。
…とにかく、今日は疲れたよーう。