砂のあいつ

体調不良で会社を休んでぐだぐだ横になっていたら、視界の端になにやら動くものが…。
ちっこい、む…し?
ちょろっとした触角めいたものがなんか、あいつっぽかったんですが…。
あいつ…御器を噛る、アイツ。
おっかしいなあ、新築なのになあ、あんまり汚くしているつもりはないんだがなあ。
……見なかったことにしました。
そのまままどろんでいたら、口の中でしゃりしゃりする砂と戦いながら砂漠で虫掘りをする夢をみました。
芋掘りではなく虫掘り。
潮干狩り的な。
食うの?ねえ、それ食う気なの?
夢の中の自分に突っ込みたい。
あからさまに、今再読している安部公房の「砂の女」とさっきのあいつの影響だな…。