中二病罹患中。

というか、ずーっと中二病*1を患い続けている気がするのだが、いくらなんでもこじらせすぎじゃあないか。
青春真っ只中!
私は皆とは違うんだ!
汚い大人になんかなりたくない!
現代社会にドロップキック!
その気になれば私だって初号機に乗れる!
みたいな。
みたいなな!
まあ、どうしようもないことをうだうだと思いあぐねている今日この頃。





例えば身近な誰かの言動や考えに対し、それはどうなんだろう違うんじゃないかとか不快だとか思った時、言葉や態度でそれとなく色々な方向から、たまに直接的に伝えてみるものの、全く届かないことがあったりする。
私の意見に言葉では同意していても、ああ成る程…と感じていそうであっても、結局その人の中には届いていない気がする。
相手の考えを変えたいというんではないけれど、咀嚼してもらえないというか。
意識無意識に関わらず強固な自我によってはね返される。
やはりこちらがおかしいのかも…と感じてしまう程、自分が正しいという姿勢を貫いている(ように見える)のはある意味うらやましい。
かと思えばこちらが全く予想だにしない局面で必要以上に影響を与えていたりする。
難しい。というか面倒臭い。
などということを考え始めると、結局自分もそうなんじゃないか、そもそも他人にとやかく言えるような人間ではないし、悪く受け止める自分が悪いのかもしれないという思いが強くなってくる。
つまらないこだわりやプライドはあるけれど、常に自信というものが持てずふにゃふにゃとしているのでつい流される。
そもそも何か意見をして反論されたり感情的になられたり嫌われたり、相手を傷つけてしまったりするのが怖い。
ならば我慢をした方がマシという風になってしまう。
我慢、と感じている時点で驕っている。
自分のそういった部分は本当にタチが悪い。
誠実でないと思う。


「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」を着々と飼い肥らせている。
山月記」を読んだ時、目から鱗が出たものだ。
目から鱗を出している場合ではないよなあ。
とにもかくにも、他人を変えるのは難しい。
だから自分が変わるしかないと思う。

*1:女子は小六病と言うらしい。つまり男子よりも女子のがませているということですね。私が小六の時はそこまでませちゃいなかった。鼻水垂らしてぼけーとしてたものよ。とりあえず中二病の方が語感が好きだ。