脚は壁に付いていなければならない

友人と東急文化村で開催中のミレイ展に行ってきた。
オフィーリアで有名なジョン・エバレット・ミレイ。
と言いつつ、わたくし知りませんでしたが。
落穂拾いのミレーと混同していたりという体たらく!
行ってみてびっくり。
会期が明日までということもあってか、入口に長蛇の列で約20分待ち。
そんなに人気があったのかあ。
やはり目玉のオフィーリアの前には人だかりが。
ハムレットの恋人オフィーリアが小川で溺死している様を描いた作品なんだが、なんというか、その華麗さと相俟って儚さが匂い立つような絵でした。
ハムレットを読んだことはないけれども、花がポイントらしいですね。
元々写実画が好きなので、写真かと見紛うような数々の人物画を楽しく鑑賞。
肌とか温かそうだもの。
なのに全体的にどこか虚無感が漂うような感じを受けた。
いや、悪い意味ではなくて。
あと、プロブレム・ピクチャーが面白い。
見る人によって想像する物語が異なるんだろうなあ。
そして子供かわいい。
特に「初めての説教」と「二度目の説教」の対比した作品が面白い。
一度目の教会での説教はきちんと聞いているけれど、二度目はぐったり寝てしまっているという。
最後の風景画「露にぬれたハリエニシダ」が好き。


美術鑑賞の後はお茶。
この前始まった「タイノッチ」でロケをしていた喫茶店にお邪魔してみた。
こんな渋谷のど真ん中の喫茶店でロケしていたとは。
そしてそこに行けてしまうとは!
都会ー!(笑)
「昔ながらの喫茶店」な雰囲気を醸していて、どちらかと言えば硬派だけど温かみのあるような珈琲専門喫茶店でした。
ここはやはりブラック!と思ったけれども、ついアイスショコラを頼んでしまった。
そして自家製シナモンシフォン。
どちらも美味しい!
ちょいとお高めなので頻繁には来られないだろうけど、是非ともまた来たい。
千原ジュニアがクロックムッシュが旨いらしいと言っておられたので今度食べてみよう。