気球にのってどこまでも行こう

日中、家ん中でぐだぐだしていたら、とっても明朗快活な歌声が聴こえてきた。
すぐ向かいのマンションの中庭で少女達が歌っている模様。
よくよく見てみると、二人の少女が歌い、残りの二人が審査員らしい。
オーディションごっこ…!
歌っている歌は「気球にのってどこまでも」だったけれども。
懐かしい。小学校の音楽の授業を思い出すなあ。
ちょっと我々も密かに歌って参加してみましたよ。
いっそベランダに出て「天城越え」でも歌って大人の情念で張り合ってみようか!と意気込んでみたものの、あまりにも大人げが無さ過ぎるので止めといた。
あの子達より2倍以上の歳をくってますしね、いや、3倍か?ていうか、もう親といっても過言ではない…という事実に気づいて愕然。
小学生と本気で張り合おうとするのはもう止めたらいい。うん。
その後も元気に青空オーディションを続ける彼女達。
いっそベランダに出て今読んでいる京極夏彦の厚さ7センチの文庫を放ってみようか!と意気込んでみたものの、あまりにも大人げが無さ過ぎるので止めといた。
あの子達にとったらとんでもない凶器に成り得ますしね、ていうか、子供じゃなくても凶器だこの厚さは。
小学生と本気で喧嘩しようとするのはもう止めたらいい。ええ。
いやしかし、なんともほほえましいですなあ。
子供は元気よなあ。元気が一番よ。