トルコの旅2日目

サフランボルのモスク

朝食はバイキング。
トルコの地に着いて初めての食事なので、意気揚々とこれなんだーあれなんだー!と物珍しい物を皿に載せてみる。
チーズもオリーブもハムも塩辛い…異常な程に塩辛い。
どうやら、トルコではこれらをパンに挟んで食すようである。
パンはとてもうまい。


8:15出発。アンカラ観光へ。
最終日まで全てバス移動。
現地ガイドのトルコ人男性はとても日本語が上手で知識量も豊富で驚いた。


アナトリア文明博物館(約一時間)

アナトリア出土のヒッタイト遺物が展示されている博物館。
元々隊商宿だったのが15世紀に貴金属市場になり、後に今の博物館になったそうな。
ヒッタイトってあの「天は赤い河のほとり」の舞台になったところですな。
どの国でも最初の神は豊穣の女神のようだ。
最古の集落から出土した女神像はふっくら。そして股間に見えるのは産まれてくる子供。
当時(BC7000年)はふっくら女性がもてたらしい。よし!…何がよし!なんだ…笑。


そしてBC3000年頃になるとスマートに。


ヒッタイト時代の浮き彫りがたくさん。
ちょっとかわいい。



バスで3時間半、北へ移動してサフランボルへ。
昔、サフランの花が群生していたところから名づけられた、黒海から約50km内陸部の山々の谷間に広がる古い町。
昔ながらの木造の民家や商家が多く、1994年にこの街並みが世界遺産登録された。
白川郷みたいなもんか?…違うか。


昼食はギュベッチという壺煮こみ。
牛肉のトマト煮、うまい。

でもデザートのチョコレートプリンは驚くほどに甘すぎて全部食べられなかった。
トルコの菓子は甘い甘いと聞いていたけれども。…これかあ。


町の中をぶらりと散策。
小さいモスクの中に入らせてもらったり、店先をひやかしたり。

雰囲気はだいぶ違うけれど、商店街の感じが日本の観光地と大差ないかも。名物に入り混じってカラフルなおもちゃとか。
パン屋や服屋や八百屋などなど、歩きながら目に入れるだけでも楽しい。
トルコの人たちはとても人懐こい感じがします。


夕食はホテルのバイキング。
10日間でホテルを転々とするが、夕食はどこもホテルバイキング。
とりあえず、今日のホテルは可も無く不可も無くというか。
癖があって食べられん!てな物は別段なかったけれども、すんごい旨い!って程でもない…みたいな。
ピラウという、ガーリックライス的な味付けご飯が好き。
でもこれはトルコではおかずらしい。主食はあくまでパン。
パンはけっこう旨い。