トルコの旅1日目

chianchun2008-05-07

トルコ周遊10日間の旅に出発。
両親と共にツアーに参加です。
トルコは5年くらい前からずっと行きたかった国なので胸がはちきれんばかり。
西欧とアジアが入り混じった感じに漠然と恋焦がれておりまして。
愛知万博で見た幾何学模様なタイル壁に魅了されまして。
そしてちょうど一年前に岡田准一氏が訪れた時の雑誌を見てラジオを聴いたのが駄目押し…というのもまあありつつ。


ジャージ姿で地元私鉄と新幹線と成田エクスプレスを乗り継いで成田空港へ。
12:50発トルコ航空で約13時間のフライト。
あまり寝られそうになかったので、トルコの事前学習などをする。
観光予定の場所の情報全てをガイドブックからノートへと丸写し。
こんな付け焼刃じゃ全く意味をなしてないのは承知はしているが、まあとにかくだいぶこれで時間はつぶれたということで。


トルコのざっくり豆知識。
面積は日本の約2倍。人口は日本の約1/2。
日本との時差−7時間。
首都アンカラなど中央部は大陸性気候で割と水不足。一毛作
西海岸部は地中海性気候で豊潤な土地。三毛作。
イスラム教の国ではあるが、政教分離政策を取っているイスラム圏唯一の国。
公用語トルコ語
こんにちは=メルハバ
通貨はトルコリラ(TLK)。1TLK=約85円(2008年5月現在)
1922年の独立戦争時にイスタンブールからアンカラに首都が移された。
その立役者で、今でも「アタチュルク=建国の父」と崇められているのが初代大統領のムスタファ・ケマル・パシャ。
至る所で彼の像が見られる。
…えと、トルコの歴史はいまだにちゃんとはわからないので、興味ある方は自力で調べてみてくださいませ。(投げやり)
でも旅行する時はその国の歴史を掴んでおくと楽しさが増すのは確かだよな。
トルコ人って元々は遊牧民でモンゴルの方にいたらしい。
今でも蒙古斑が出るトルコ人がいるんだとー。へえ。
かの有名な中国の万里の長城は、モンゴル人とトルコ人の侵入を防ぐ為に築かれたなんて知らなかった。
流れに流れて今のトルコの地に定住するようになったのは凡そ一千年前から。それがセルジューク朝
以前はイオニア人だのペルシャ人だのギリシャ人だの様々な民族が出たり入ったり支配したり。
セルジューク朝時代、オスマン帝国時代も他国から侵攻されて国家存亡の危機になったり。
さすがヨーロッパとアジアの架け橋であるな。
トルコはイスラム国!モスク!という認識だったが、そんなこんなでキリスト教の遺跡も沢山あるのですな。というか、むしろ遺跡ならばキリスト教のが多いかもしれん。


機内食は2回。
てっきり「チキンorビーフ?」とか「ビーフorフィッシュ?」とか聞かれるもんだと思っていたらば、「チキンorパスタ?」って聞かれた…!
割と美味しかった。

イスタンブールに20時に到着。
トルコは日本より7時間遅れだが、今はサマータイムなので6時間。つまり日本では翌日深夜2時。
そして国内線を乗り継ぎ、約一時間のフライトで首都アンカラへ。
ここでもまた軽食が。

ていうか、軽食というにはかなりのボリュームですよ!
でも、勿体無いからとばかりに無理やり全部食べてしまうのよな…。
ホテルの部屋に着いたのはもう夜中の12時近くでした。