花に嵐

瑞泉寺

花の寺として有名な瑞泉寺、梅が見頃です。椿はもう終わるかな。
自然に癒されるようになったなんて歳とったなあ…と友人が言っていたが、私もそう思います。
花や樹やらいわゆる「自然」が昔ももちろん嫌いではなかったし、「美しいもの」を見たらそれなりの感慨はあったけれど、あえて求めたりはあまりしなかった気がする。
「自然を愛する自分」が好き、だったりするお年頃も過ぎたなあ。
がつっと能動的に「自然を愛する」というよりも、なんかふらっと引き寄せられるというか。
そして、癒されたかどうかもよくわからないけどなんかちょっと嬉しいというか。
とか言いつつ人工物も大好きですけれど。
世界遺産を巡るのが夢だが、どちらかといえば自然遺産より文化遺産の方が行きたい所が多い。
文化遺産はいつ何があって壊れて無くなってしまうかわからないしねえ。
あ、でも自然も一緒か。
万物流転。諸行無常の響きありってか。
それは切ないことではあるけれど、裏を返せば例え今辛い状況にあったとしてもいつかは違う状況に変わるということで。
花は散りゆきいつしかまた咲く。みたいな、みたいなな!
…自然を愛する自分大好き!
そう、ついさっきと相反することを言ったとしても何らおかしなことではないのです、万物は流転するのです…!