栃木バスの旅二日目

chianchun2008-01-20

朝風呂は気持ちよいですなあ。気分爽快。
無事に起きられました。
男風呂と女風呂が入れ替わっていたので、昨夜とは違うお風呂。
こっちのシャワーの出は合格、でも露天風呂は昨夜の方が広くて良かったかも。


本日は輪王寺東照宮へ。
ずっと行きたかった場所。本当に嬉しくて血湧き肉躍りまくりでございます。
大変に滑舌のよいおじ様の案内で、まずは輪王寺へ。
本尊の阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音を間近で拝見することができた。
そもそも山岳信仰の寺なので、
 阿弥陀如来=女峰山
 千手観音 =男体山
 馬頭観音 =太郎山
というように信仰されているようです。
でかい、そして派手。金ぴか。
木造坐像では最大級らしい。
個人的な好みを言えばあまり好きではないけれど、ここまで金ぴかだと天晴れですな。
「でかくて金ぴか」というのは、威厳を表すのに効果的且つ簡潔だと思う。
奈良東大寺盧舎那仏も当初は金ぴかだったらしいしね。
そのでかさ故、必然的に仏を見上げて仏に見下ろされることになるのだが、もうそれだけで粛然とした心持ちになりますもの。
奥に進むと、十二支の守り本尊がずらーっと。
私は申なので、大日如来の前で拝んできました。
数珠の使い方を教わったり、御朱印をいただいた後、私的メインの東照宮へ。
というか、東照宮はオプションなんですけども。
それ故時間が短い。
急ぎ足で廻らねば!と気は急いているのだが、極彩色で賑やかな建築、霊獣たちの彫刻についつい足が止まってしまう。
象!龍!獅子!麒麟
かの有名な三猿はゆっくり見る。
この世での理想的な人生を猿に見立てて描いているのだそうだ。
見ざる、言わざる、聞かざるは、そのうちの一場面。
子供には悪いことは見せない、言わせない、聞かせないのが良い、という教えだそうです。なるほど。
陽明門と手前の鳥居を一直線に結ぶと、北は北極星に南は江戸につながっている、という興味深い話を友人から聞き、胸を躍らせながら陽明門へと向かう。
陽明門、さすがは陽明門。
これは確かに見飽きない。
こんな門、かつて見たことないですわ。
当時にこんな建築を設計した人は凄いですね。
相当かぶいてますわ。
ああー霊獣がいっぱい!でも時間がない…!
奥社へと向かう。
眠り猫、かわいい。
その裏に鼠がいるらしい、と聞いていたのだが勘違いの為見ることができず。
裏に回って見るのではなく、真横から覗くんだと。
眠り猫の下をくぐり、そこからしばらく石段を登る。
そろそろ足が限界ですぞ!と音を上げた頃やっと到着。
大切な人達の健康を祈ってきました。
家康公が眠る廟、深い緑がとても綺麗。
ゆっくりしていたいところだが、何せ時間がない。
急いで降りる。でも階段恐怖症のため全く急げない。なんたる。
そして御朱印をいただこうとしたら、受付休止中。なんたる。
とりあえず急いで本殿へと入る。(…しかもこの時は何故か薬師堂と勘違いしていたという酷い有様。)
通り抜けただけ、というくらいのハイスピードで拝観終了。
薬師堂には行けず…無念。
しかし、御朱印はあきらめきれず、下の鳥居の前の所で無理にお願いしていただいてきました。ありがたい。
集合時間に何とかかんとか間に合い一安心。
時間が短すぎて、何とも消化不良な感はどうしてもありますが、とにかく来られて良かった。
神籤は大吉でしたし。
また来よう。またゆっくり来よう。
そして、今度は沖縄か京都に是非また皆で行きましょう。ぜひ!