香港の旅 二日目

光輝く看板

朝ご飯を食べにホテル前のカフェへ。
朝カフェなんてかっこよくね?とか調子こいてたら、頼んでもいないサラダが。
どうやら「6ドル追加でサラダはどう?」という店員の言葉を二人して理解できていなかったらしい。
でも美味しかったからいいや。
旅ってこうゆうことがむしろ醍醐味よね。(負け惜しみ)


地下鉄に乗って旺角(モンコック)へ。
デパートもあれば露店もある繁華街。
ぶらっと散策してからランガムプレイスでお茶。
若者向けのショッピングモールですな。
ちなみにここのホテルは喰いタン香港spで涼介君一行が泊まったホテルらしい。
この時は気づきませんでしたが。
CD屋を覗いたら日本のCDも割といっぱい並んでおりました。
新譜棚にはV6さんのVoyagerも。
ついでに普通棚もきっちりチェック。
10周年アルバムの限定盤が普通にまだありましたよ。
ざっと見たところ、あゆと大塚愛が抜きんでておるようです。


昼飯は点心。を食べようということで。
割と綺麗で繁盛していて入りやすそうなレストラン街のお店に入ってみた。
いやしかし、多少の下調べって必要なのね。…としみじみ感じた次第。
メニューが書いてある小さな紙に○をつけて注文をする方式のお店だったのですが。
…わっかんねーーー。
点心が食べたいんだよ、点心を適当に見繕って持ってきてよオニーサン!
とかいう甘えは通用しませんでしたよ。
でもとまどう私らを見かねて日本語のメニューを持ってきてくれたので良かった。
小龍包、蓮の葉ちまき、チャーシューまんを食す。うまし。
小龍包は何だかこう…若干臭かったですが。
そしてこっちの風習なんだかよくわからないのだが、食べる前に箸や食器をお湯で洗うのね。
このお湯とボウルは何だろうと思っていたら。
私たち洗わずに食ったけれど大丈夫なのでしょうか。俄然心配。つうか不思議。
まいっか。


降ってきた雨が止むのを待ってから女人街へ。
昼過ぎからバッグや雑貨を売る露店がずらーっと立ち並ぶ通り。
ザッツアジア!(独断と偏見に富みまくったひねりのない表現)
けっこう圧巻。いろんな意味で。
所狭しと並べられた商品はもちろん、売り子さんの食いつき具合が凄まじい。
日本人だってすぐわかるもんなんですねえ。
「安いよー、かわいよー」「いくらー?(なら買うの?)」「ニセモノニセモノ(コピー商品あるよ♪)」とかどんどん声かけられますもの。
でも私の中で一番凄かったのは相方なゆたさんでございます。
200ドルって言われたかごバッグを一声で半額まで値切った強者。
向こうは最初からだいぶ上乗せしてきてるんだろうし、まだまだこれでも高いのかもしれないけれども、初心者にしては上出来ではないかと思うわ。
私には無理だわー。
彼女のおかげでよい買い物ができた。感謝。
ちなみに100ドルは約1500円くらい。


屋台で売ってるマンゴージュースが旨い。
そして、挑戦してみた。臭豆腐

以前に台湾で見かけた時はあまりの臭さに心が折れましたが。
これを食わねば日本に帰れぬ!と思いましてですね。
でも、私が食った臭豆腐はあまり匂わなかった気がする。
食べやすくしてんのかな。
納豆風味の発酵した厚揚げ、といった感じ。普通に食べれた。
隣の屋台のは台湾と同じ猛烈な刺激臭がしてたけれど。…でもこっちはまだちょっと無理かも。
美味しい。とは諸手を挙げては言えぬ代物でしたが挑戦できて良かった。
そもそも私、厚揚げが別にそんなに好きではなかったということに食い終わってから気づきました。(遅)


夜はオプションツアー。
広東料理を食す。
スープやら酢豚やら炒飯やら次々でてくるので、私たち食べるの遅い??かと思って黙々がつがつ食ってみた。
が、気づいたらがつがつハイスピードで食い過ぎていたらしい。…恥ずかしい。
デザートに何故かお汁粉が。
杏仁豆腐とか期待していたのに。
もし日本人に合わせてだとか言うのなら、そんな気遣いは余計なお世話だー!と少々鼻息荒くしていたけれども、ガイドさんに訊いたら歴とした広東料理なのだと。
ふーん。全くもって普通のお汁粉でした。


そして御飯の後は楽しみにしていたオープントップバス
夜のネオン街へ繰り出す。
風がとても気持ちいい。
そしてあのせり出した眩しい看板の下を。
これが噂のぶつかりそうな看板たち!
いやー興奮しますなあ。さすが、迫力がある。
ちょっとしたアトラクションのようですよこれ。
帰りは一番前の席に座ってみたんだが、車とか人とか電柱とかいろんなものにぶつかるんではないかと心配になるくらいの幅をうまいことすり抜けて行く。すごい。
昼間行った女人街、夜の方が人が多くて賑わっていて、むしろ昼間より怖くないかも。
ツアーなのであまり買い物する時間はなかったけれど、夜の街を散策するのもまた楽しい。
今日の夜景、60万ドル。