光速列車

久々に家へ帰った。
まあ、ずっと家にいたようなもんですが。
友人宅でぷち主婦生活。
まあ、大して家事もしとらんですが。


帰りの電車にて。
車両の端の席に座ってうとうと。
長道中のため、目が覚める度に隣りに違う人が座っているのだが。
なんか、皆不思議な雰囲気を醸しているのよね。
最初のおじさんはフガフガ鼻息荒く新聞を読んでいた。
次の女性は、誰も取らないから!と言いたくなるような必死さでパンを食べつつ読書。
次の青年は、畠中恵さんの「しゃばけ」を目の高さに持ち上げて舐めるように読んでいた。
…なんだろ。私も必死に経済新聞とか「ねこのばば」とか読めば良かったのかな。
必死にメロンパンとか食えば良かったのかな。
電車の中での時間を少し足りとも無駄にはせん!という気迫がひしひしと感じられましたよ。
車内での彼らと私の時間の流れは確実に違う。
彼らが光速なら、私は牛歩。
あれですよ、時間が伸び縮みしたりしてるよ、きっと。
相対性理論ってやつですかね(完全に完璧に間違ってる。ていうか知らない。笑)