ザ・スライドショー

昨日、「みうらじゅんいとうせいこう ザ・スライドショー12『みうらさん、今度は見仏記SPかよ!』」に行ってきた。
ザ・スライドショーにはずっと行きたいと思っていたのだが、やっと念願が叶ったぜ。
見仏記ファンとしてもこれは行かない訳にはいかない。
自分から自分への誕生日プレゼント!ということで…!
渋谷公会堂の入口で係員から素敵な笑顔でなにやら巨大な厚紙を渡されたんだが、ちょ、これ…すごい。

みうら氏といとう氏の3D写真!
どうやら公式パンフらしい。
もれなく全員にパンフをくれるなんて、なんて素敵なんだ。
んだけども、とにかくでかい。
A3て、でかい。
しかも3D加工だから弾力があって折り曲げられない。
鞄に入らなかったら渋谷の街なかをこれを手にして帰らざるをえない、という羞恥プレイ。
初めてで知らなかったんだが、どうやらみうら氏からの「いやげもの」は恒例らしい。
さすがだ、さすが「いやげもの」の第一人者!
のっけから洗礼を受けたわ…。
いや、もう嬉しくてついにやけてしまったけども。
いとう氏もこの「いやげもの」を直前に手渡されるそうです。


2時間とにかく笑い続けた。
見仏記20周年ということで、もちろん見仏の歴史を振り返っての貴重なスライドが満載だったんだが、7割方は関係ないスライドだったり。
ゆるゆるな脱力トークを繰り広げてるのに、なんか無性にかっこいい。
至近でがつがつならずにゆるっとしているかのように見えて、こちらが予想しないポイントで猛然とダッシュ!!みたいな。
実はいつでも本気(マジ)。
いいなあ、こんなおっさんになりてえなあ。
…いや、女だからおっさんは無理か。
なんか、ちょっと生きる勇気が湧いた…!!(大袈裟)
好きなことを突きつめるってのも、才能だよな。
なおかつ幾つになっても独自の感性を保ち続けるって、意外と難しいんじゃないかと思う。
感性を鋭く磨くんではなく、あくまで鈍麻させずにいるっていう。
そういやみうら氏が「自分探し」じゃなく「自分なくし」を推奨していたのを思い出した。
やっぱり根っからの仏好きの人だなあ。
あとそれから、みうら氏の色鉛筆画が想像以上に素晴らしかった。