Cocco ザ・ベスト盤ライブ5本〆

Cocco ザ・ベスト盤ライブ5本〆」@Zepp Tokyo に行ってきたので覚え書き。(ネタばれ)

〜セットリスト〜
01.カウントダウン
02.強く儚い者たち
03.Raining
04.雲路の果て
05.樹海の糸
06.ポロメリア
07.けもの道
08.星に願いを
09.羽根〜lay down my arms〜
10.Rainbow
11.焼け野が原
12.ガーネット
13.blue bird
14.初夏凛々
15.花柄
16.音速パンチ
17.甘い香り
18.ニライカナイ
19.絹ずれ
20.玻璃の花
(MC)
21.新曲


圧倒されまくりの2時間、あっという間だった。
とにかくもうなんというかとにかく、すごい。
すごい、なんて言葉しか出てこない自分にほんのりがっかりしつつ、余韻に浸っておりました。
生の彼女の唄声には毎回心が揺さぶられる。
そして今回はいつも以上に伸びやかで、迫力があった気がする。
ライブハウスは未だに不慣れで後ろの方にいたけれども、もう空間全てにCocco魂が漲っているというか。
Coccoの姿が時折見えなくなっても、唄声に包まれているだけでもう充分と言っていいくらい幸せ。
唄うたいってこういう人のことを言うんだなあと心底思う。
美しい人だ。
唄っている姿が楽しそうなのも嬉しかった。


ベスト盤ライブと銘打っているだけあって、シングル曲たっぷりで感無量。
ライブ参加はザンサイアンからなので、初めて生で聴く曲もたくさんあった。
「ポロメリア」「Rainbow」「初花凛々」あたりを聴けたのが嬉しかったなあ。
ニライカナイ」の出だしは何回聴いても鳥肌が立つ。
それから、ライティングもとても綺麗だった。


ラスト1曲前までMCをすっかり忘れてたというCoccoさん、すごい集中力。そして、かわいい。
  幼いころから、明日が来てほしいけれど明日が来ることに懐疑的な性分で、それは今でも変わらない
  だから、今日やることは今日のうちにやりたい
…というようなことを言っていて、Coccoらしいなあと。
そうだよな、明日が来るかなんて明日にならなきゃわかんない。
今日、今、この一瞬が「Top of the 人生」。
今を精いっぱい生きる。
後悔先に立たず。
簡単なようで難しい。
ライブで唄うCoccoはまさにこれを体現している。
きっとライブ以外でもその矜持は変わらないんだろうなあ。
ちなみに明日やりたいことは
「洗濯とかー?」
だそうな。


私もな、適度に息を抜きつつ力を抜きつつ、できるだけ今を頑張りたい。
今日やるべきことは今日のうちに!
とか言いつつ、これを書いているのは実は5日後だったりするあたりがもうなあ…(笑)