寝坊は眼鏡男子

最近毎日のように寝坊している。由々しい。
辛うじて始業時間には間に合っているものの、朝ごはんを食して一服する至福のひと時をすっ飛ばし、駅まで息も絶え絶えに全力でかっ飛ばし、いつも乗るのよりもぎゅうぎゅうの満員急行電車の中で走り出したい気持ちに駆られ、最終的に会社の階段を上っている時には既にもう一日分の体力を使い果たした心持ちなのである。由々しい。
これというのも、適当かつ無責任な脱力発言でもって甘美な眠りの世界の住人になることを唆す恐怖の大王、寝坊(イメージは僧形のおぎやはぎ矢作)のせいだ…!
できれば夜に唆していただきたい。
なぜに、今こんなにも眠りの世界の住人になりたがっているのに唆してくれないんだ。
かれこれ二時間も、おふとんのなかでいい子にしてるというのに。
ああもう怖いよ怖いよ寝坊怖いよ…!
坊主怖けりゃ袈裟まで怖し!黒縁眼鏡怖し!(羽目を外した怖がり)