1月読了本

1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1728ページ

金閣寺 (新潮文庫)金閣寺 (新潮文庫)
読了日:01月27日 著者:三島 由紀夫
ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)
読了日:01月22日 著者:夢野 久作
仔羊の巣 (創元推理文庫)仔羊の巣 (創元推理文庫)
読了日:01月16日 著者:坂木 司
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
読了日:01月15日 著者:夢野 久作
わからなくなってきました (新潮文庫)わからなくなってきました (新潮文庫)
読了日:01月10日 著者:宮沢 章夫

読書メーター

「わからなくなってきました」 
あまり小説を読む気分ではない時に、宮沢章夫松尾スズキのエッセイを読んだりする。
再読。再再読…?わからなくなってきました…。


「仔羊の巣」
人が死なない日常の謎、な推理短編もの。シリーズ第2弾。
積ん読のままずっと忘れてた…!と思って読んだけども、読んだことがある気がする。
ひきこもり探偵鳥井の、性格に若干難ありな感じが嫌いじゃない。
日常の謎」ものだとやっぱり北村薫の円紫さんシリーズが好きだ。


ドグラ・マグラ
一応再読。日本三大奇書の一つ。
初めて読んだ時はもう無理だもう無理だと思いながら無理やり読み終えたのだが、今回は大丈夫だった。
最後まで読んで「で、なんだったんだこれは…」というのが最初に出てきた素直な感想。
とりあえず、同じく三大奇書と称されている「虚無への供物」よりは面白かった。
一言であらすじを説明すると「ちゃかぽこ」っていうね…!


金閣寺」 
舞台が始まったのでやんやと再読。
三島由紀夫は長いこと食わず嫌いでまだぼちぼちとしか読んでいないのだが、やはり文章の緻密な流麗さに驚く。
好みで言えばもっとちゃかぽこしてる方が好きなんだけどもね、いやはや見事。
 美は虚無である
 世界を変貌させるのは認識なのか、行為なのか
この観念的な小説をどのように舞台にするのか、それから森田さんの溝口が非常に楽しみです。