穴だらけの妄言大会

仕事中にふと刺身こんにゃくの匂いがした。
なんだなんだ。
どちら様がおやつに刺身こんにゃくを?
…気のせいか。
そんなこんなで刺身こんにゃくが食べたくなって、帰りにスーパーで刺身こんにゃくを買おうとしたけども何故か急にカニカマが食べたくなった。
だが結局ちくわを買った。
でも一番今食べたいのはドーナツだったりする。
いやいいんだ、真ん中に穴が空いてるところはちくわもドーナツもおんなじだ!
むしろこの穴が食べたかったんだ!
欲しいものを得ようと頑張って得たつもりになっていても、結局は周りをかじっていただけで最初から欲しいものは空洞だったりするんだ。
でも、ドーナツの穴の部分に元々あったであろう、抜かれた真ん中の丸い部分を指して「これが本当のドーナツだ!」とは言えない。
これをモノのホンでは人生のドーナツ穴現象と言う。
正体を突き止めようとしても周辺を探ることでしか見えてこず、結局は正体なんてものは掴めない。
妖怪は、ドーナツの穴。
これはモノノケ道の師匠、京極夏彦氏の見解である。
まあ何が言いたいかというと、ドーナツはうまいよね、ってことだ…!(驚愕の投げやり)
ドぉ〜はどどめきのドぉ〜*1

*1:百々目鬼:どどめき→盗癖のあまりに、盗んだ銅銭の穴のような目が腕にいっぱい現れた女の妖怪