ワールドハピネス2010

先週8/8の「WORLD HAPPINESS 2010」(in夢の島陸上競技場)に行ってきたんですが。
初夏フェス、すんごーく楽しかった!!んですが。
なんだかライブに行ったあとは気分が高揚したりなんだりでなかなか日記や感想が書けないで結局そのまま(ブイしかり、ラーメンズしかり)、という病を年々こじらせておりますが、忘れないうちに自分のために覚え書。


少し余裕を持って行ったつもりが、会場まで長蛇の列。
新木場駅から入り口まで一つのルートしかない上に大きな交差点があるとかで、だーいぶ時間がかかりました。
1組目のにほんのうた楽団は見られず、2組目のLOVE PSYCHEDELICOが始まったあたりでようやく到着。
ブロックが3つに分かれており、配られたレジャーシートを空いているところに
適当に広げてあとは自由に鑑賞。
聞いていた通りの老若男女対応ゆるやか〜な感じでした。
後ろの方だったから余計にゆるり。
サイケデリコ、楽しみにしていたので間に合ってよかった。
一度この人たちのライブも行ってみたいなあ。
で、早速グッズが気になってしかたないのでグッズ売り場に並んでみたんだが、これがちっとも進まず…。
ジャニのあの捌きを見習ってほしいくらいだわ。
2組ほどまるまる見られず、耳だけで参加。
MONGOL800見たかったなあ…。
とりあえず、購入したCoccoタオルを首からかけて準備万端。
あまりにもそわそわしすぎてCoccoの前の大橋トリオさんは殆ど記憶にありません、ごめんなさい…!


Coccoは白ワンピースで登場。<セットリスト>
1、強く儚い者たち
2、樹海の糸
3、ニライカナイ
4、蝶の舞う
5、絹ずれ〜島言葉〜


強く〜も樹海の糸も、休止前の楽曲の中で特に好きなので嬉しい。
ちょっと声がかすれているかなあ、とか思っていたら、ニライカナイの始まりの掛け声「イーヤ ハイヤ スイ スイ スイサッサー」で鳥肌…!
会場内いっぱいに響き渡ってすさまじい迫力。
フェスが始まったぐらいからずっと雨がぽつっと来るような曇り空だったのだが、いっそもう雨よ降ってしまえーぐらいの心持ちになったり。
続く「蝶の舞う」は新アルバム発売前だったので初聴き。
ぞくぞくした…!
最後は「国の言葉で唄います」との挨拶の後、「絹ずれ〜島言葉〜」。
島言葉バージョンはこれまた新アルバム前なので初聴き。
泣きそうになった。
何故か涙を我慢してしまったが、泣いてる場合じゃねえぜっていうね。
やっぱり生で唄うCoccoはすごい。
すごい、とかいう言葉しかでてこないのがなんだか自分で歯がゆいんですが。
すごい。
一緒に行った幼馴染なゆたさんが想像以上に感動した!と言っていて嬉しかったです。


会場内どこにいても音は聴こえることだし、ちょっと小休止でぶらぶら。
屋台村で何かご飯を買おうと思って見に行ったらここも長蛇の列。
こんな感じもお祭っぽくていいんだけどね…!
RHYMESTERのノリノリな音が聴こえてきたので席に戻り、よく知らないけど周りに合わせてノってみる。
何も考えずにリズムに合わせて動かすって楽しいわー。
そのRHYMESTERに「先輩」と何故か呼ばれているいとうせいこう氏所属の口ロロが登場。
「くちろろ」と読むらしい。
せいこう氏には4カ月に1度の文芸漫談でお会いしておりますが、こんなヒップホップな顔があるとは…!
メンバー全員が黒縁眼鏡男子…いや、男子?おじさ…ん?
なかなか楽しかったです。
pupaの原田知世の透明感ある歌声を聴きつつ、屋台村の列に並んでみる。
インドカレーがどうしても食べたくて。
安藤裕子の歌が気になって気になって気もそぞろだが今はとにかくインドカレー
なのに、あともう少しでカレーを手に…というところで売りきれるこの切なさは一体どうしてくれよう。
代わりにマンゴータピオカを手にして席に急いで戻る。
安藤裕子、なかなか好きかもしれん。
今度CD借りてみようかなあ。
ムーンライダーズの新曲が、映画版「ゲゲゲの女房」エンディングテーマになるらしい。
一足先に聴けて得した気分。
ゲゲゲ、ゲゲゲと歌っておりましたぜ。
サカナクションは初めて見たが、どうやら人気者らしいです。(当方、昨今の音楽に滅法疎い)
降りそうで降らない空がだんだん橙色になった頃、東京スカパラダイスオーケストラの登場。
いいね、似合うね、日暮れにスカパラ
ほぼ総立ちで盛り上がっておりました。
スカパラ終了と共に、なゆたさんが電車時間の関係で去る。
ここからは一人だが、かんけーないぜ…!
楽しんだる!
と思いつつ、プラスチックスの独特なボーカルを聴きながら小休止。
トリはYellow Magic Orchestra
音楽に疎い私でもYMOは知っている!
暗くなった会場の雰囲気もまたさらによくて楽しかった…!
ゲストで一曲歌いにきたクリスタルケイはなんだかいつもより妖艶でした。
帰りも駅まで長蛇の列でさすがに疲れたけども、ツィッターいとうせいこうが群衆に紛れて帰っているとかつぶやいていてちょっと探しそうになったり。
最後まで気が抜けないぜ…!


初めての夏フェスは楽しかった!!
一番の目的はCoccoだったけども、他のアーティストも存分に堪能。
生ってやっぱり素晴らしい。
来年も行けたら行きたいあ。
あと、もう少し本意気なテンションの他の夏フェスにも行ってみたいけども…どうだろう。
ワーハピぐらいが自分にはちょうどいい気もしないでもない。