施錠確認

朝出勤しようと玄関の鍵を開けようとしたら、既に開いていた。
我が目を疑いましたよ。
いや、疑うべきは目ではなく注意力と自己防衛力。
散漫すぎる。
ドアの隙間風より何より、この開放っぷりは問題です…!
まあ、出掛けた時に閉め忘れるよりはマシかしら。
どうなんだろう。
田舎の実家では、家に誰かがいる時は施錠する習慣がありません。
昼間に施錠するという概念がない。
留守になる時と、就寝する時に施錠。
宅配のにいちゃんとか、こんちはーってチャイム鳴らさず元気よくドアを開けて入ってきたりとか普通でした。
田舎では今でも割とある光景かもしらんが、都会の一人暮しじゃあ考えらんないな。
とにかく、気をつけよう。
施錠施錠。
最近なんというか自分にはけっこう施錠しがちなんではありますが。
三重扉の奥に見たくないものを押し込めて南京錠でがっちり施錠。
二番目の扉を開ける暗証番号は適当に設定したばかりに思い出せない。
一番外の扉は一応開いてはいるものの押し扉なのに「引」という表示を出してみたりして。
でも造りは大雑把なので歪んだ扉の隙間から腐臭が…!
三重扉の部屋の奥にいる自分を出させないのも出すことが出来ないのも自分。
部屋の奥から外に出たがらないのも出ることが出来ないのも自分。
部屋に入れなくなっているのも自分。
その部屋にこだわっているのも自分。
面倒くさくなって放火しようとしているのも自分。
自縄自縛ならぬ、自錠自爆。
うん、うまくない!
デフレだな、デフレ。
デフレスパイラル
下り坂を降りるのはたやすく速い。
いっそ遠心力で飛ばされたい。
…とか、訳のわからなさが肥大すればする程に、抜き差しならない感を漂わせていますが……仕事しろー仕事!
寝言は寝て言え!
てなもんです。
仕事中にしょうもないことをうだうだ考えたりするのは由々しいですなあ。
とりあえず、焦らないようにしよう。
そして伝家の宝刀、まいっか…!
でも玄関の施錠は、ちゃんとしましょう。
大丈夫だ、今日はばっちりだ!
寝よう。
寝言は寝て言おう。