真夏の夜空に月と花

chianchun2009-08-01

我が家のお盆=母の実家のお盆なのであまり気に留めたことがなかったのだが、自分の実家の町のお盆は今日なのであった。
二十云年で初めて自分の町のお祭り…というか花火大会に繰り出してみました。
知らなかったけども、割と打ち上げ花火が豪勢らしい。
中学時代の友人に送迎してもらい、場所取りも何もかも彼女に着いていき、食うもんは食ってぽかーんとしてたら、頭の真上と言っても過言ではないくらいの超近距離で花火がどーんどーんとな。
その近さにびっくり。
今日やってる横浜の花火とかに比べたら、規模も数もそりゃあ比較になんないくらいにささやかであろうけどもね、こんなに近くで打ち上げ花火が炸裂してるの初めてだ。迫力。
そんなに広くもない川であげているから、今にも火の粉が降りかかりそうなくらい。
いやあ、地元だと思って侮ってたわ…。
そして、都会の花火大会のような華々しさではない、こうなんというか、ちょっとした寂れ感がまたいいのだ。
ちょうど打ち上げている空に欠けた月も輝いていて、静と動といった感じでこれまた良かったなあ。
風があまりなくて煙が流れなかったのが残念。
帰り道の川べりに連なる提灯を見ながら「日本人に生まれてよかった!」と叫んだお盆の夜。
日本の夏っぽさの中心ここにあり!ぐらいの心持ちであったのでした。


しっかし、ケータイで撮った写真、電線が見事に真ん中…!