うっかりゆとり

むむ。
帰りの電車にて。
前に座っていた人が降りるようなので少し横によけたらその隙に隣に立っていたお兄さんに座られた。
いらっ。
そんなことくらいでいらっとしたりしちゃあいけませんね。
隙を作った方がいけないのだきっと。
譲り合いありがとうの精神でいきましょう。
いや、でも貴方に譲られたことも譲った覚えもないがな…!
は、いけないわ。
もっと心にゆとりを、ゆとり教育を!
そういや私、椅子取りゲームとか大の苦手だった。
フルーツバスケットも然り。
なんか、一つの椅子にわーっと来られるとつい腰を引いてしまうのよな。
ただ単に小心者でとろかっただけで、別に譲ったりしている訳では断じてない。
バトルロワイヤルが流行った時に、私は間違いなく真っ先に消えると確信したものであります。
でもある友人には、料理に劇薬を入れるタイプと言われた。
しかも、ついうっかりと。
そして宣戦離脱しつつついうっかり残るみたいな。
…そ、そうかしら。
でもうっかりはしているかもしれない。
真っ向勝負な世渡りは壊滅的に下手くそだけども、意外にうっかりそれなりな感じに生き延びてはいるかもしれない。
まあつまりはあまり何も考えてないってことよの。
考え過ぎるとロクなことにならない、というのは今までのそれやこれやから導き出された私の信条であります。
なるようになる。
そしてやる時はやれ。
しかし、やらねばならない時や考えねばならない時にぼけっとしている昨今の自分はかなり由々しい。
うーん、ちっとは頑張らねばなあ、色々と。