チーム・バチスタの栄光
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/10
- メディア: 文庫
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依子さんがこのシリーズを読んでいたのでずっと興味はあったのですが。
私の中で白鳥がインザプールの伊良部に少しかぶり、終いには松尾スズキに完全変換されていた。
冷静になれ自分…。
医学用語はかなりの勢いで読み飛ばしてはいたが、なかなか面白かったです。
とくに白鳥が出てきてから。
アクティヴ・フェーズとパッシヴ・フェーズ、そのへん割と興味あります。
そういえば一つ気になったことが。
主人公がある人を「気まぐれなシャム猫」と見立て、後に「鷹」へとその見立てが変わるのですが。
鳴海は高慢なペルシャ猫などではなかった。もう一羽の鷹だった。(「チームバチスタの栄光」下巻 142Pより抜粋)
…あれ、シャム猫がペルシャ猫になっている。
別に間違いだなんだと言いたいわけではなく。
以前、我が家の押入れ猫のうめこ(シャム猫♀)をずっとペルシャ猫だと間違えていた私としては、ちょっと嬉しくなってしまいましてですね。
そうだよね、ペルシャ猫とシャム猫って似ているよね!
ほら私だけじゃあないよ…!と、押入れ猫うめこに言ってみたらあっさり無視されました。
でもいいの嬉しかったから。
……下らな過ぎてすみません。
ていうか、よく考えたら「気まぐれなシャム猫」と「高慢なペルシャ猫」の両方に見立てている、つまり猫に見立てているのであって、別にシャム猫とペルシャ猫を混同している訳ではないよなあ。
そんな阿呆は私だけであったか…がっかり。笑