顔がむせる

岡田准一さんのラジオ、Growing Reed
ゲストは作家の金城一紀氏。
岡田さんと金城さんは本当に仲が良いんですなあ。
周りからゲイなんじゃないかとか言われるくらいの。と自分でも言ってましたが(笑)
仲が良い、というより信頼し合ってる感じでね。
気の置けない二人のトーク、なかなか楽しかったです。
テーマは「かっこいい」について。
かっこよく見られたい、理解されたい、という事に囚われると逆にかっこ悪い。成長も止まってしまう。
自分の好きなことやりたいことを模索して追い求めていけばいい。
そうすれば必然的にかっこよくなれる。
ニートだのフリーターだの自分にレッテルを貼らない、カテゴリーに入れない。
自分を枠に押し込めるとある意味ラクだから。そして危険だから。
焦る必要はない。自分はすぐに変えられるんだという気持ちが大切。
…なんだかものすごーく身に滲みます。


そして「SP」の話題に。
アクションは世界共通言語。アクションをばりばりやる一方で陰日向〜のような作品をやって。その意味でも岡田君は日本の役者の中では一段上に行ったと思う。だから不安を無くせ、大丈夫だ!と金城さん。
それに対して岡田さん。
こだわりを持ってとてつもない労力とお金を費やしたこの作品が一般的に評価されなかったら、次にこういったこだわった作品はもう作れなくなる。オリジナルが通らなくなる。それが怖い。だから視聴率が欲しかった、と。
ほお。今回は視聴率のことを随分率直に言うなあと思ったらそういう想いがあったのね。
金城さんも、昨今は小説業界と映像が互いにヤワに依存し合っていて気持ち悪い、と言っておりました。
それは私も気掛かりです、正直。
頑張って下さいお二方。
誇りに思えるものを是非未来に残していってくださいませ。
応援しております。