そうだ、京都に寄ろう

6時半起床、気分爽快。
祖母の家を９時過ぎに出発。
いざ京都へ、真夏の京都へ。途中下車の旅。
昨年末に体調不良で行けなかった時のリベンジがやっとできる。五大明王に逢える！
昼過ぎに京都駅到着。
何がなんでもまずは五大明王！ということで、東寺へ向かう。歩いて。
…って、暑いよ蒸発してしまうよ…！
真夏の徒歩15分と、己の体力の無さを完璧に舐めておりましたワタクシ…。
でも五重塔が見えた途端に活力がむきむきと。
もうすぐ五大明王が！
金堂の薬師三尊ももちろんしっかり拝む。
優しい雰囲気が漂っている気がしました。
そして本日のメイン、講堂の立体曼陀羅。
五智如来、五大明王、五大菩薩、四天王、帝釈天、梵天、の21尊が一堂に会している。
密教の世界では、これが宇宙、真理なのだと。
私にはそう深いところまで感じとれていないだろうし理解が及ばないが、純粋に惹きつけられる。
不謹慎で見当違い甚だしいかもしれないけれども見ているとすんごく楽しくて仕方ない。
特に明王たちと天たちの荒々しい感じが。
なんかこう、異形な感じが。
確か「見仏記」でみうらじゅんといとうせいこうが言っていたけれど、やはり異国の人達なんだな。
他の寺の仏にも言えるだろうが。
ここは抜きん出てる。
私はそんな異国情緒満々さが好きなのかもしれない。
ちなみに顔は帝釈天が好みでございます。
何だかんだで立体曼陀羅に30分以上クギヅケでした。
時間が許すならば一日中いたいくらい。

昼飯に抹茶パフェでも食おうかと祇園へ。
案の定、都路里も祇園小石も長蛇の列。
さすがにそこまでの熱意も体力もないのでさっさと諦め、祇園をふらっと散策して空いていたカフェへ入店。
もちろん抹茶パフェを食しましたよ！（割と負けず嫌い）
八坂神社へ参拝し、私的第二メインの平安神宮へ。
平安神宮、何故か今まで行ったことがなかったのだよな。
少し日が傾きかけた青空に朱色が映えておりました。
御朱印受付にぎりぎり間に合って良かった…。

一応目的を果たしたので京都駅に戻ったものの、カフェで一休みしながらもう一泊しようかどうしようか悩む。
…悩みまくる。小一時間程ぐらんぐらん。
ビジネスホテルを検索して、予約ボタンを押すか否か…という所まで来たけれども。
結局帰りました。
な、なんだかイマイチ体力に自信が持てないんですもの。
かなり未練たらたらだったけれども。
また行こう。…暑くない時期に！