怪しい伊豆の旅二日目

手作りガラスペーパーウエイト

友人は、耳なし芳一の夢を見たそうです。
怪しい少年少女博物館の影響らしい。
ちなみにおいらは、スーパーでサクマのいちごみるく飴を血眼で探す夢を見ました。
うん、意味不明!


今日はぽかぽかいい天気。
下田の街を散策。
下田はあのペリー提督がやってきて、日米下田条約(日米和親条約の付則)を締結した場所であります。(多分)
ペリーロード、どこらへんがペリーなのかはよくわからないけれど、散歩するにはなかなか良い…と思います。
ペリーが闊歩してる様を妄想しつつ、彼の像を拝みに行く。
私の頭の中で、宮崎吐夢の片言日本語が鳴り響く。
ああもう、観光に集中できない…笑
せっかくなので下田開国博物館にでも入ってみようと思ったのだが、入館料千円。
「千円あればレディースデイに映画観れる!」(友人)
「千円あれば怪しい少年少女博物館に行ける!」(私)
さっくりと下田をあとに。
昨日のガラス体験工房へ向かう。
ドライブ日和で大変気持ちが良い。
昨日のトラウマなのか、後続車にたまに恐怖を感じたりもしましたが。
海は広いな大きいな!とかいちいち感動してしまうくらい、天気が良くて綺麗でしたのよ。
調子に乗ってV6のベストアルバムかけて大熱唱。
…ゴメンナサイ。
友人は猛烈な空腹に襲われ、私は猛烈なコンサート飢餓に襲われ、微妙にテンションが停滞気味になったりしながら目的地に到着。
渾身の作を受け取る。
ちょいといびつだけどもすっごく綺麗。
作って良かった。
吹きガラス体験をしなかったことへの若干の後悔も吹き飛んだ。
これでこれから素敵なペーパーウエイト生活を満喫できるわ。
軽く凶器になるくらいのずっしり感もお気に入り。
飛ばされて困るような書類を捏造して、窓を全開にして悦に入りたいと思います。


一碧湖に寄る。
思ったより小さいのな。
碧色ではないのな。
白鳥ボートに乗ってみようかしらと思っていたのだが、30分1500円。
「彼氏が全額払ってくれるならば乗る」(友人)
「彼氏が必死に漕いでくれるならば乗る」(私)
女二人で悪いかー。高すぎるー。
どこもかしこもうじゃうじゃかっぽーだらけでよ。←そこまでではない。
「30分で帰ってこれなかったら延長料金?」(友人)
「彼氏ばっか漕いでいたらぐるぐる回る?」(私)
そんな疑問を抱きつつ次へ進む。
アジアン雑貨屋に寄り、服を試着したりしていたら思いの外時間が経っていて。
昼飯にとナシゴレンを頬張っている頃には、すでに夕暮れ。
もう旅も終わりだわ…なんて愁えてみたりもするが。
ここまで来ると日常生活範囲に近づきつつあるので、既に普段モードに突入していたり。
明日、映画でも行くかあなんてな話をし始めたりな。
車の修理をどうするかなんてな余計なオマケもついてきたりな。
いや、でも、楽しかった。
気の置けない幼なじみとの旅、また是非行きたいです。