物も思い出、プライスレス。

部屋の大掃除。
押し入れの中を片付けていたら懐かしいものがいっぱい出てきた。
教科書やノート、うすらハゲのジェニー人形、二度と口をつける気のしないリコーダー、安っぽい造りの顕微鏡、黒ひげが行方不明の黒ひげ危機一発、袋入りのままコチコチに固まった粘土、変質して微妙な臭いを放っているクレヨン、ひたすら集めた様々な柄の折り紙、何の意図で集めたのかさっぱり解らない小石たち、下手すぎてむしろ今にない素敵センスを感じる貴重な絵画の数々…殆どは小学校時代の遺物。
中でもこりゃすげえっつう一品は、友人と二人で作った超力作かるた。
絵も文も全部手書き。


あ→あいしてる そう言ったら ひっぱたかれた
い→いぬのおまわりさんが サイフをなくして ワンワンワワン ワンワンワワン
う→うんこをふんだ ●●(人名)がひきずる くつの音
え→えんぴつカタコト ふでばこの中で なっている
お→おまわりさん おサイフなくして 三十m
せ→せなかがかゆい が とどかない
ぬ→ぬすっとが ふろしきぬすんで にげていく
ひ→ひいじいちゃん ひいばあちゃんと くらしてる
め→めだかの学校 とってもさむい
わ→わんわんわわん 犬のおまわりさん まだサイフがみつからない


いやあ、かわいいじゃありませんか。
彼女とは代わり番こで小説も書いてたなあ。
未完、だが。
いろいろ大量処分したけれど、これは捨てられない。宝物。