恵方は東北東

幼馴染なゆたさんが岡田准一氏と結婚する、という夢を見たと数日前に報告されたことを仕事中にふと思い出した。
思い出しうらやましがり。
そろそろ忙しい時期というのに思い出しうらやましがりとかしている場合ではないですぜ…!
しかもうらやましがりのハードルがかなり低い。
いいんだ、私には甘美な眠りの世界へといざなう妖魔、堺雅人がついているんだ!!
今日も仕事中に絶賛眠たがり。
忙しいのに眠いってどういうことだろう。
今日こそ早く寝ようと思う。


豆を歳の数だけ食べました。
数え歳だから二十…えーと。
せっかくなので半生を振り返りながら食べてみた。
1粒〜3粒、記憶なし。
4粒、借家からマイホームへ引っ越す。
5粒、幼稚園入園。
6粒、先生にトイレに行きたいと言えない。
7粒、小学校入学。
8粒、昭和から平成へ。
9粒、自転車に乗れないのに一輪車に乗れるようになる。
10粒、一年の三分の一は風邪をひいている。
11粒、割と優等生。
12粒、とうとう背の順が一番前になる。
13粒、中学校入学。
14粒、自分が凡人だと気づき始める。
15粒、腎臓を壊す。
16粒、高校入学。
17粒、再度腎臓を壊す。
18粒、母が福引で当ててラスベガスに行き、小学生と間違われる。
19粒、大学入学、都会で一人暮らし。
20粒、成人。
21粒、自分が駄目な方側の人間だという確信を深める。
22粒、半引きこもり生活、実家へ戻る。
23粒、働き始める。
24粒、働いたり働かなかったり。
25粒、束の間の春が訪れる。
26粒、未だにモラトリアム。
27粒、半年間のひきこもり生活。
28粒、引っ越す、都会でルームシェア生活を始める。


なんか、所々ちょいちょいおかしいな。
もっと他にあるだろうという。
ぱっと思いつくままに簡潔に書いたらこうなってしまった。
本当はもっとこう、楽しいこととか素晴らしいこととかあったはずなんだ!
29粒……どうか、健康に楽しく暮らせますように。