十二分の一の世界

chianchun2008-11-09

日本橋三越で開催中の「英国ドールハウスの世界展」に行ってきた。
昔からちっちゃいものやミニチュアが好きでして、ドールハウスはちっちゃいもの好きにはたまらん、胸湧き踊る要素がたっぷりなのであります。
とにかく「ちっちゃいのに精巧なもの」が好きなので英国自体にはあまり興味はないんだが、伝統的な英国ドールハウスを一度しっかり見てみたいと思いまして、最終日に駆け込みで行って参りました。
混んでいたけども、さすがに遠目で済ます訳にはいかないのでゆっくりと鑑賞。
オーソドックスな12/1の一軒家は見応えがある。
幼い頃持ってたリカちゃんハウスとは訳が違う。(そりゃそうだ…!)
これで遊んでいただなんて、昔の英国貴族の子供はすごいなあ。
キッチンやホールだけのハウスもあり、英国のその時代時代の生活や文化が垣間見れて面白い。
歯医者や雑貨屋や飲み屋とかも好き。
歯医者はなんつうか…一人で笑っちまった!
もう大口開けて横たわってる患者の顔が酷くて…!
そして脇にいる歯科助手の女の顔が怖い…!
全体的に人形の顔が怖…いや、味があって面白いです。
一体一体違くて手作り感があってね。
ハウス自体もよーく見ると粗雑な所もあったりで、これもまた味があるってことで。
私が今まで見たのは現代作家が作る精巧なものばかりだったのかもなあ。
まあ、それが好きなんだけれども。
最後の方にあった現代作家の一軒家がやはり一番気に入ったもの。
でも、こんなに沢山の貴重な英国ドールハウスが見られて良かった。
そういえば楽器を奏でているシーンの作品が多かったなあ。
英国人の暮らしには音楽が絶えず響いているのかしらね。
展示場から出ると、物販。
完成品だの組み立てキットだの部品だのがいっぱいあってかなり興奮してしまった。
買いませんでしたけど。
実演販売でミニチュア楽器の作家さんがいらしていて、しばらく作業を眺める。
ふへえ。
いやあ、器用なもんだ。
本物と見紛うようなミニチュア弦楽器、超欲しい!!
ていうか…弟子になりたい!
しかし、おいら不器用なのでそういうのはとうの昔にあきらめました。
麦藁帽子だのスリッパだの皿だの豆本だのをちまちま作るくらい。
でもまた創作意欲がむくむく。
むくむくしただけで作るかは正直わからない。
でもいつか…!一軒作るのが夢。
日本家屋とか作ってみたいなあ。


ちょいと疲れたのでお茶。
三越地下にある「クラブハリエ」という有名なバームクーヘンのお店に行ってみた。
おっきな棒に巻かさってぐるんぐるん回っているバームクーヘンを見ながら、焼きたてふわふわのバームクーヘンを食す。
こんなにふわふわなバームクーヘンを食べたのは初めて。
というか、焼きたてで温かいのを食べるのも初めてかもなあ。
大変に美味でした。
もう一皿でも二皿でも食べたいくらい。
でもどちらかといえば、ぎゅっと重たいバームクーヘンがやっぱり好きかもしれない。


夕飯も腹いっぱい食べて胃が痛いぐらいだというに、今しがたミスドのドーナツ食っちまった…!
新商品が100円なのが今日までだったからさあ。
ずっと気になってたんだよう…!
ハニーケーキ?だかいうの、美味しかった。
オールドファッションを軽くしたような感じ。
あああ…お腹いっぱい。
阿呆すぎる…!
フロッキーシューは明日の朝ご飯にしよう。