陰日向に咲く

陰日向に咲く」観てきました。
会社帰りに、新しく出来た映画館に初めて行ってみた。
そだ、始めからこっち来れば良かった。
…ガラガラだった。映画館自体が。
レディースデイだというのに大丈夫なのかしらね。
でもお陰で超広々なプライベートシアター気分で陰日向を堪能できましたよ。


以下おおざっぱな感想。
全体的には割と好きです。
でもなんかこう…惜しいというか。
可もあり不可もありというか。
9人の日の当たらない人達の群像、なので一人一人を掘り下げられはしないんだろうけど、もっと魅力的に描くことも出来たんじゃないかなと。
偶然と無理矢理の連続で、まあ有り得ないよねという筋ではあるが、映画なんだから有り得なくても別にいいじゃん派の私はそこは割と大丈夫だった。
ある意味「おとぎ話」。
なんだかんだ言って泣きましたし。
特に誰かに感情移入することはなかったような気がするけれど、駄目人間を自負している自分には何か押されるものがあったらしいです。
あと、ラストカットが好き。


岡田さん、なかなかの駄目っぷりが出ていて良かったと思います。
巷では「駄目男にしてはイケメン過ぎる、ミスキャスト」という評がけっこうあるみたいだが(笑)
そして宮崎あおいがとてもかわいかったです。