瀬戸は日暮れて

呉の日暮

祖父の一回忌のため、広島へ。
家族4人揃って里帰り。
うちの父は大変マメで細かい質でして。
どこか出かける時は前もってしっかりきっちり切符などを手配し、タイムスケジュール表を作って全員に配るような人で。
今回も広島までの乗換えや時間が記載された紙を一人一枚。
まるで修学旅行気分。
里帰りするだけなのに。
兄と「まただよ…」と苦笑い。
私と血がつながってるとはとても思えん。
宿を当日に探したり、電車の時間もロクに調べないノープランな人間なので。


朝、通勤通学ラッシュの人混みにもまれながら、あまり時間の余裕もなくローカル線から新幹線に乗換え。
が、出発時間になっても兄だけいない。
出発してからようやく兄と電話がつながったのだが。
「え、もう出発したの?」
何をきょとんとした声を出しているのか。きょとんとしたいのはこっちですよ。
8時ちょうどのこだま2号でーって、父上から頂戴した計画表に書いてあったでしょうに。(2号ではないですね、嘘ですね。笑)
父の計画表の意味まるでなし!
でも、兄と私は確実に血がつながっていると確信しました。笑


その後、広島で無事落ち合い、お好み焼きを食べ、呉の祖母の家へ到着。
お墓参りに行き、近くの神社まで散歩、さらに兄と私は夕暮れの呉港へ。
銭湯へ行き、夕飯は鍋。
里帰りを満喫中、でございます。