記憶の固執

chianchun2006-11-14

同僚とダリ回顧展へ。
開館時間に行ったのだが、結構人が多かった。
平日だからそこまで混まないだろうという考えなど甘かった。
どこもかしこも渋滞。
いやはや疲れた。
初期の頃の作品は、よく知られているダリのイメージとは違った様々なタッチで描かれていて新鮮な驚きがあった。
とにかくやはり生で見ると違う。
圧倒的な画力でもって圧倒的な世界を見せつけられてしまうと言葉が出ない。
こんなにまで内なるものを緻密に表現しているのがすごい。
間違いなくサルバドール・ダリは天才だと私は思う。
ダリ自身の言葉のように、絵を理解することなんてできない、でもそこに意味がないという訳では全くない。
見ているとダリの鬼気迫る思いがこっちに向かってくるように感じられ。
それが例え的外れであろうとも。
自分なりに何かを感じることに意味があるのだろうなと。
好きなものに触れた時に思いが重っ苦しくなるのは自分の悪い癖だとは思うが。笑
でもとりあえずダリ大好きです。
私は抽象的な心象風景を独特な表現と写実的なタッチで描く画家が好きらしい。
マグリットとか。
シュールレアリスムに惹かれて止まないのであります。


その後は銀座へ。
念願のピエール・マルコリーニのチョコレートパフェを食べた。
1680円也。
こんなにも濃厚なチョコアイスは初めて。
こんなにも高額なチョコパフェは初めて。
大変美味でした。

雑貨屋などに寄りつつ、有楽町駅近くをふらふら歩いていたら。
写真を撮っている人の前を気付かずに横切ろうとしてしまい、慌てて「すみません」と走った瞬間に撮られている人と目が合った。
松田龍平だった。
びっくり。
きっと雑誌撮影だったのであろう。
別に好きでもないけれど、ついうっかりテンションが上がってしまったりして。
いやはや都会はすごい、何でもあるな。
美味しいものもお店も人もいっぱいだし、松田龍平もいるしな(違)