十を聞いて一を知る

中国人の若いカップルらしき客の男性の方が、やたら達者な英語で何やら訊いてきた。
本当に達者かどうかは駄目英語力な私にはとんとわからないが、とにかく早口。
しかも一つ質問が終わったと思ったら少し経つとまた質問をしてくる。
ところどころ聞き取れた単語でなんとなく理解をして、単語とジェスチャーで返事、の繰り返し。
その度に彼は何とも慈悲に満ち満ちた(ような)笑顔で「サンキューベリーマッチ。(ああ、あなたはこの国際化が進む中あまり英語が得意ではないようですね、でも質問に答えようコミュニケーションを取ろうという意志と努力はうかがえます、そして私は大変助けられましたよ、ありがとう)」と。
…や、コンプレックスと被害妄想ってのは十分わかってますが。笑
とにかく長いんだよ一文が。
丁寧なのか知らないけれど、トイレの場所訊くのに何でそんなにつらつら長いのか。
つらつらつらつらの中「where」と「rest room」という単語が聞こえたのでトイレの場所を訊かれていると判断して場所を指し示してみたら、慈悲に満ち満ちた(ような)笑顔で丁重にお礼を言われた。
あれ、もしかしてトイレットペーパーはどこで売ってるのかとか訊かれてたのかしら。
もしくはトイレの下水はどこへ流れるのかとか、小をしたのに大の方にレバーをひねって水を流すのは大変な水の無駄である、とか。笑
最後に彼は「Have a nice day!」と大変爽やかに去って行かれました。

機嫌の悪い時の私は、ここは日本じゃボケ英語なんか通じると思ったら大間違いじゃこのやろなんて毒づいたりするけども。(心の中で)
今日の私は大変ご機嫌よろしかったので、自分の英語の拙さを猛反省しました、一応。
もっと精進しなくては。いろんな意味で。