ミュンヘン

ミュンヘン」を観に行った。
パレスチナ問題とか多少興味あるし、「シンドラーのリスト」も好きなので期待しつつ。
…が。
恐れていたことが。
途中で少し意識を失っちまった…
映画の内容がどうとか無関係に、たまにあるんだよなこうゆうことが。
なんの前触れもなく突然睡魔が襲ってくる。
仕事中や人と会話してる時にもたまにあったり。
さすがに運転中にやった時はやばいなと。
映画館で寝るなんて自分でも有り得んと思うのだけども。
ああ凹む…
まあ、内容は一応把握できたけれど。


良くも悪くもとにかく重たい映画だった。
殺戮シーン連続の衝撃も然ることながら。
イスラエルパレスチナの歴史的背景や現状を深くは知らないし、当事者の心情なんて平和ボケな私には到底解り得ないけれど、それでも十分胸に差し迫るものがあった。
考えさせられた、とか一言で言ってしまえば簡単だけれど、そんな風には片付けられない。でも上手く言えない。

国や時代が違えど、人間の抱える問題は普遍なんだな。
憎しみの連鎖を断ち切れる日なんて来るんだろうか。
これ観てると絶望的に思えてくる。
個人の平和と国の平和を両立することはそんなに難しいことなのだろうか。
悲劇しか生まない愛国心なんてくそくらえ。

そんな想いがぐるぐる…


私にとって映画は娯楽、楽しんでなんぼ。
場合によっては主義主張なんてなくても別に構わないっていうのが持論だけど。
たまにはこういう映画もな。
暗い気持ちにはなったけれど、それが悪いことだというわけではないし。


つか、とにかくもう一度全部しっかり見なければ。
いろいろ偉そに云々しても全く説得力ナシ。