虎と竜

仕事帰りの電車にて。
ボックス席の向かいに座ってきた50歳くらいのオジサンが、いかに人と人との出会いが素晴らしいかということを語ってきた。
電車で向かい合わせの席に座ったのも縁、そして会話をすることはとても大切だと。
つまりは俺の話をきけ、ということらしい。
電車の音でよく聞こえず適当に相槌を打っていたにも関わらず、オジサンはどんどん饒舌になっていく。
相田みつをのような大きな心を持ちたいとか、親兄弟を大切にして、毎日毎日を一生懸命に生きていかねばならんとか。
うんなるほど。


でも、去り際に「ばいなら」はないだろうよ。
そして着ていたジャンパーには虎と竜。
タイガー&ドラゴン
俺の話を聞けぇ〜2分だけでもいい〜
…って、2分どころか10分くらい聞かされてましたけど。
いやしかし面白かった。
世の中にはいろんな人がいるものだ。